PPのシェアリング

PPのシェアリング

PPの強力な機能としてシェアリングがあります。
これは、PPを使用している他のユーザーとデータを共有する機能です。
自前のMode-S受信機で受信できる範囲は通常せいぜい100NM程度です、しかし他のユーザーとデータ共有することで、受信エリアを飛躍的に拡大することが出来ます。

2017/4現在で常時カバーしている地域は、おおよそ東北日本海側、北関東、南関東、関西、中国四国です。

PPの共有はアップロードとダウンロードに分かれています。
アップロードは自分のデータを送信する物。
ダウンロードはPPのサーバーから他のユーザーのデータを受信する物です。

シェアリングのセットアップ

PPを起動して、メニューからOptions、Sharing、Setupの順に選択します。
PP Sharing 1
上のようなダイアログが開きます。
項目が多いので、主要な物だけ解説します。
Share identifier: シェアラーコード。2文字の英数字(ケースセンシティブ)で、共有者を表します。
Accept shared routes: ルート情報を受け取る場合にチェックします
Accept shared reg and types: レジ、タイプ情報を受け取る場合にチェックします。
Download positionless: 位置情報のない機体もダウンロードする場合チェックします。
Upload positionless data: 位置情報のない機体もアップロードする場合チェックします。
Download: どのデータをダウンロードするかを選択出来ます。通常すべて選択して構いません。
Upload: どのデータをアップロードするかを選択出来ます。例えばHFDLを受信していない状態でチェックをしても問題無いので、すべて選択して構いません。
Enable hypersharing: チェックすると、グランドステーション(別途解説します)との間で高頻度のP2P通信を行います。
Secondary sharing: PP以外のサーバーにデータを送信する場合にチェックします。例えばFR24にデータを送りたい場合、「Enable sharing to FlightRadar24」にチェックします。
ただし、これはあくまでデータを送信するだけの設定で、チェックしただけではFR24の特典を受けることは出来ません。
設定が終わったらOKボタンを押してダイアログを閉じます。

シェアリング

PP Sharing 2
設定が終わったら、メニューからOptions、Sharing、Enableを選択します。
Enableにチェックが入るはずです。
次にリボンの中程Map↓ボタンの右側のボタン(上図の3)を「↑↓」になるまで押します。
このボタンはシェアリングの方向を決める物で、↑がアップロード、↓がダウンロード、↑↓が双方向です。
これで自サイトの情報がアップロードされると共に、PPサーバーにアップロードされた他サイトのデータがダウンロードされるようになりました。
Aircraft Viewモード(上図のモード)でSh.と表示されているカラムが、現在採用されている?シェアラーのコード、Sharersがその機体を受信しているシェアラーのリストです。

地図の設定

PPは無制限にデータをダウンロードするわけではなく、地図に表示されているエリアだけダウンロードします。
ですので、自分が見たいエリアを地図で表示しておく必要があります。
これはAircraft Viewのモードでも同じです。

リボンの緑色のChart Viewボタン(上図の2)を押してChart Viewモードにします。
リボンの+-ボタンを使って地図を拡縮すると共に、地図をドラッグして好みのエリアに移動します。
少し待つと共有データが送られてきて、地図に表示されるはずです。
もちろんシェアラー(他の共有しているユーザー)がいないエリアは表示出来ません。
現状世界全体はもちろん、日本でもカバーしていないエリアがまだまだあります。
また、中には24/36(24時間365日)起動していないシェアラーもいますので、起動していない時間には、そのシェアラーしかいないエリアは表示されません。

基本的には機体のシンボルは飛行機の形ですが、中には三角形のシンボルもあると思います。
これはACARSなどのデータであることを示します。ACARSは必ずしもリアルタイムのデータを送るとは限らないため、その場所に機体がいるかどうか確実ではありません。

好みのエリアは登録しておくことが出来ます
メニューからOptions、Chart、Quick chart、Define、Quick xを選択すると、クイックチャート(以下QC)のx番目に登録できます。xは1-10まであるので、10個まで登録可能です。
QC登録したエリアは、リボンの真ん中右側のボタン(上図の4)が緑になり、押すことが出来るようになります。
例えばQC1と2に登録すると、1,2それぞれのボタンを押すことで、登録したエリアが表示されます。
基本エリアを1番、拡大を2番、アメリカを3番のように登録しておけば、必要な時にボタンを押すだけで切り替え出来るわけです。

ただし、チャートを移動してシェアリングのデータを受け取るまでには時差があるので、少し待つ必要があります。
また、場所移動する前のデータはしばらく残るため、消えるまでは複数地点のデータが共存することになります。
アメリカの地図を表示している間は、当然日本のデータはダウンロードされませんので注意が必要です。
Aircraft Viewモードでも地図に表示されたエリアしかダウンロードされません。
たまに地図を移動したまま忘れたりします。

シェアラーコード

シェアラーコードはPPをインストールしたときに自動的に割り当てられる2文字の英数字です。
この文字が個別のシェアラーを識別するために使われます。
シェアラーコードは自分で変更したりすることは出来ません。
シェアラーコードはケースセンシティブなので、AA、Aa、aA、aaはすべて違います。
文字自体には意味はありません。ランダムに割り当てられます。
Aircraft Viewを見ると、シェアラーコードが緑のユーザーがいると思いますが、その人はグランドステーションです(別途解説します)。
COAAの解説では、数週間共有しないとシェアラーコードが変わると書かれていますが、実際そういう状況になったことがないのでわかりません。
PPを再インストールしたり、サーバートラブルが発生すると、シェアラーコードが変わります。

シェアラーの確認

シェアラーの大まかな位置を以下の方法で確認出来ます。
PPのシェアラー一覧サイトで確認。
ただし、日本は非常に小さいので確認困難です。

COAAのサイトからCSVやGPXでダウンロード可能です。

PP上でも確認可能です。

  1. メニューからOptions、Chart、Circle sharers、Enableを選択します。
  2. Enableにチェックが入るはずです。
  3. Options、Script、Fetch sharerlocationsを選択します。

Aircraft Viewで選択(行が赤くなる)した機体を受信しているシェアラーの位置が地図上に青い円で表示されます。

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